一人の入会が大きな力となり、明日のあなたの命と暮らしを守ります
私たち腎臓病患者会は、いつでも、どこでも、だれでも安心して良い治療が受けられる医療体制の確立、不安なく暮らせる年金制度の改善など、社会保障、社会福祉が経済変動に影響を受けることなく充実、向上することを願い、諸先輩方の確保した権利を継続し、さらに前進すべく、全国運動を行なっています。
かつては、死の宣告にも等しかった病でしたが人工透析治療技術の格段の進歩や腎移植手術の普及等のおかげで、 今日こうして救われた命を大切にし、お互い励ましあいながら 生きています。
私たち患者は、一定の医療を受け、生活の面では福祉、 年金などの諸施策を獲得しています。これらは患者会の 先輩諸氏が、生命を賭けて運動を続けてきた成果です。
しかし、これから先、今のような医療と福祉がいつまでも続く という保障はありません。平成6年の診療報酬の包括化を 継起に医療制度は後退しつつあり、平成14年4月には、 外来透析患者食費が自己負担となりました。
患者会は、すべての腎臓病患者の「医療」と「生活」の向上を 主な目的に、患者自身や家族、会活動に賛同する人などが 集って構成され、運営しています。そして「1人はみんなのために、みんなは1人のために」、これを基本理念として活動しています。
「医療」や「生活」などで腎臓病を取り巻く問題はたくさんあり、 これらを解決するためには一人の力ではどうにもならないことが 多く、同じ悩みや共通の願いを持った仲間が集り、1人1人の 小さな声を集約して、大きな声として訴えることが大切なのです。
あなたも、一つの力になってください。
そのためには、まず患者会(腎友会)に入会しましょう。
腎友会はこんな組織です
私たちは腎臓病患者の命と生活を守るため腎友会を作って活動しています。
腎友会の組織は次のようになっています。
病院腎友会とは…
あなたが通院する施設には病院腎友会があります。みなさんの身近にある会です。
患者同士や家族、スタッフとの親睦をはかったり、すべての活動・運動の基本単位です。病院腎友会に入会すると、自動医的に佐腎協や全腎協にも加入することになります。
佐腎協とは…
佐賀県内の病院腎友会が集まって佐腎協を作っています。県行政に対し、福祉や医療の向上の働きかけなどを行っています。情報の提供では、情報誌の発行、学習会や講演会を開催しています。たま、病院腎友会と全腎協を結ぶ役目もしています。佐腎協には会の仕事をする事務局があり、会員の相談や情報の提供を行っています。
全腎協とは…
北海道から沖縄までの各都道府県は、全国規模の団体である全腎協に加盟しています。
全国の腎臓病患者の共通の要望を国の対策に反映させることを目的としています。東京に事務局があり、会の仕事の他、電話相談なども定期的に行っています。
腎友会の活動
地域・施設 腎友会の活動
透析食の料理講習会 |
バス研修 |
代表者会議 |
腎友会総会 |